パリーグのプレーオフ制度について

ただいま、日本シリーズ真っ最中!

自分のひいきのチームが進出するのが初めてなので、いまひとつ客観的に楽しめていませんが、やはり、今年最もレベルの高いカードと言えますから、7戦までもつれて野球のおもしろさを広めて欲しいですね。

ところで、マリーンズはパリーグのプレーオフを制して日本シリーズに進出しているのですが、いろいろと批判もあるようです。要約すると以下の様な点に集約されそうです。

・レギュラーシーズンでホークスと4.5ゲームも離れていたのにリーグ優勝はおかしい。
・日程的に、パリーグの2位,3位チームが有利になっていて、パリーグ1位チームは試合勘の点で不利だ。

しかし、前者は全くおかしな話で、パリーグは3位まで出場のプレーオフ制を前提にレギュラーシーズンの試合を行ってきたのですから、何ゲーム差ついたチームがプレーオフに勝ちあがってきても問題ありません。初めから3位ねらいのチームは、1位との試合に無理に固執せず、3位以下のチーム同士のつぶし合いに走りますから、今年のように2位と3位の間は開いて当然なんです。

そして、1位と2位のゲーム差も通常よりは有利不利は働くと思います。以前は1位チームを独走させたら後がないのですが、この制度なら、特に3位以下のチームにとっては1位チームとの試合で無理に選手をつぎ込んだり、エースをスライド登板させたりはしないでしょう。エースのホークス戦登板を回避していたとしか思えないチームもありましたし・・・。

なので、4.5ゲーム差だろうが、0.5ゲーム差だろうが、あまり関係ないと思います。

一方で、後者の日程については問題です。ただこれも、プレーオフ第1ステージにエースや2番手の(より良い)先発投手をつぎ込む分、2位、3位チームにも本来、不利な点はあるのですよね。今年のマリーンズは先発が豊富なのと、誰がエースなのか外から見ていまいちわからないくらいの実力差なので、あまり不利に思われないでしょうけど。

去年のライオンズはプレーオフ第1ステージでは松坂-張-帆足の先発で乗り切り、第2ステージは石井貴-松坂-張-帆足-松坂と言うローテーションでした。まさに松坂がいなければ成り立たないような組み方で、明らかに先発投手の手薄だったライオンズに日程的な不利がある状況でしたから、制度の問題はあまり口に出なかったと思うのです。

つまり2~3位チームに先発投手が厚いチームがくると、日程的な不利さはカバーされてしまい、待たされる1位チームが不利になってしまうのが問題点でしょう。

なので、とりあえず、こう言う改正点を提案したいと思います。

 ・プレーオフには3位まで進出。ただし、3位チームは首位とのゲーム差が7ゲーム以内とする。
 ・プレーオフ第1ステージが行われる場合、日程は、第1ステージと第2ステージの間で空けない。
  (移動日は必要かな?)


こうする事で、今年のレギュラーシーズンの結果を踏まえれば、プレーオフ第1ステージは行われず、第2ステージでホークスとマリンーズのガチンコ対決が見られます。

仮に、第1ステージが行われ、マリーンズが勝ち上がったとしても、渡辺俊投手、小林宏投手は十分な間隔を空けての先発起用はできませんから、結構不利だったと思います。(実際は第2ステージで渡辺俊投手と小林宏投手の登板試合は負けてるんですけどね。)

どうでしょうかね?でも、根本的には解消できない部分もあります。改善ではなく、新規の制度をつくるなら、私は2地区制のプレーオフにして、そのためにパリーグの西地区に2チーム追加、がベストだと思いますけれども。例えば、

  西地区:1位ホークス  以下、バファローズ-新球団-新球団
  東地区:1位マリーンズ 以下、ライオンズ-ファイターズ-イーグルス

  パリーグ優勝:ホークスとマリーンズでプレーオフ

これが一番しっくりくるし、盛り上がると思う。地区間だけでなく、セパの交流戦もあればカードの組み合わせ数も多くて下位チームも今より飽きないと思います。

ついでに、セリーグも2地区制にしちゃえば、

  西地区:1位タイガース  以下、ドラゴンズ、カープ、新球団
  東地区:1位ベイスターズ 以下、スワローズ ジャイアンツ、新球団

  パリーグ優勝:タイガースとベイスターズでプレーオフ

これだと、仮にベイスターズが勝っちゃうと盛り下がりそうですが・・・。でも、セパ合わせて4球団が「地区優勝」のチャンスがあるので、地域密着型のチームにとっては現実的な目標がつくりやすくて良いのではないでしょうか?(6球団で1位より4球団で1位の方が確率的には上がる)

まあ、制度面だけで言えば、3リーグ制か、1リーグ3地区制が良いのでしょうけど、セパそれぞれの歴史やファンの思い入れがあるので現状では難しいでしょうね。私もいやです。

あと、よく言われるセパ1位、2位チームによるたすきがけの変則プレーオフは私は反対です。日本シリーズにパリーグチームしか進出しなかったら、セリーグチームしか進出しなかったら、一方のファンは日本シリーズに関心を持たなくなるでしょう。

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この記事へのコメント

ふ@ひっこーし!ひっこーし!
2005年10月26日 23:04
優勝、誠におめでとうございます☆
Kawataさんはファン歴が大変長いと以前お聞きしたように思いますが、どのくらいの年数なのでしょうか?

それにしてもマリーンズ強すぎますね~。
hiko
2005年10月27日 11:30
kawataさんですか、あなた何も分かっていないんですね、悲しくなります。あなたの言うような初めから2、3位狙いのチームが出てくることこそがプレーオフ制度反対論者の大きな理由の1つなのですよ。仮に初めから2、3位狙いの姑息なチームがリーグを制しシリーズを制したとして、そのチームをすばらしいと賞賛し納得するファンはいると思いますか?プロである以上、基本的にはどの試合でも最高のプレーを見せなければならないのがその責務のはず。選手にとってはたった1試合に過ぎなくとも球場に足を運ぶ観客の中には年に一度の生での観戦という方もいらっしゃるでしょう?そのような方たちも含めたファンの方々に、元々総合力で劣る下位チームの監督が最初から捨て試合だと割り切って主戦投手の登板回避をすることが相手チームやファンに対してどれだけ失礼なことになるのかお分かりなのでしょうか?そのようなことを続けていけば下位チームの好投手と上位チームの強力打線との好勝負の機会が少なくなり、延いてはリーグ全体のレベル低下にも繋がってくるわけですよ。もう少し建設的な意見と長期的な視野を持って下さいね、お願いします。某ホークスファンより。
T-Kawata
2005年10月28日 07:09
「ふ」さん、こんにちは。
引越って大変ですよね。からだを壊さない様に気を付けて下さい。

「hiko」さん、はじめまして。
私は今季は初めから「2位、3位狙い」だったチームなんてなかっったと思ってるんですけど…。
確かにそういった懸念(レギュラーシーズンの魅力の減退)はありますよね。ただ、6チームのリーグ戦を100試合以上行ったときに、早々とBクラス確定してしまったチームとそのファンにはそれ以降のレギュラーシーズン自体が意味のないものになってしまいますから、一長一短ですよね。ホークスも低迷時代が長かったので、全体的にいまの「ねじれた」制度も甘んじて受けているのだと、特に王監督のコメントから思っています。
アメリカの4大スポーツでは例外なくプレーオフで優勝を決定している事や、ヨーロッパサッカーではチャンピオンズリーグと言う何カ国にもまたがる壮大なプレーオフを実施してヨーロッパチャンピオンを決めています。
NPBももう少し納得感のあるプレーオフを導入して野球人気を盛り上げて欲しい、と言うのが私のスタンスです。

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